ニキビと吹き出物の違いって?
できる年齢で違う?ニキビと吹き出物
なんとなくは知っているような気がするけど、「ニキビと吹き出物」の違いが曖昧だという人がほとんどではないでしょうか。
多くの人がそう感じるのも無理はありません。
ニキビと吹き出物は大きく分類するとほとんど同じものと言えるからです。
ではなぜ呼び方が変わるかというと、それには思春期が大きく関係しています。
ニキビと吹き出物は原因が違う
多くの人がニキビは10代までの若い世代のときにできるもので、吹き出物は20歳を超えるとできるもの、と考えているはずです。
まさにその通りで、呼び方が変わるのにはそれらができる原因が違うからです。
●思春期にできるニキビ
皮脂の分泌が過剰だったり、皮膚に分泌した皮脂が溜まることでできることが多い
●大人になってからできる吹き出物
生活習慣の乱れや過度なストレス、肌を清潔な状態に保てていないなどといったことでできます。
ニキビと吹き出物は治療法も異なります。
10代のニキビの原因である過剰な皮脂の分泌は、ホルモンの働きが活発になることによるものです。したがって思春期が終わり、大人になるとホルモンの分泌が緩やかになり、自然に治っていくケースが多いことも特徴です。
そのためあまり下手に治療せず、触ったりつぶしたりしないことも早く治すコツです。
しかし大人になってからできる吹き出物はできる原因が原因ですので、放っておいてもいいことはありません。まずはできた原因を突き止め、そこから改善していくことが大切です。
生活習慣を見直し、ストレスのない生活を送るようにしましょう。
また若いころと違って肌の再生能力も衰えてきますので、うっかりつぶしてしまうと跡に残ったりクレーターになってしまう場合もあります。
悪化する前にしっかりケアをすることが大切です。