ロキソニンと生理痛
生理痛を緩和する薬の代表と言えるのはロキソニン内服薬です。
生理痛で仕事に悪影響が出たり、学校に行けないなどして生活に支障をきたしては困るので、薬に頼る人がいらっしゃると思います。
ロキソニンは消炎鎮痛剤でかなり強い薬です。用法をきちんと守らなければいけません。
一回服用したら次の服用まで、4時間から6時間は間隔をおく必要があります。
一回1錠から2錠を痛みの度合いによって飲みます。
気をつけなければいけないのは副作用です。
●胃部の不快
●下痢
●吐き気
●嘔吐
●口内炎
●食欲低下
●長期の内服によって肝機能と腎機能の低下
などをきたすことがあります。
痛みは緩和されても気づかないうちに体にかなりの負担がかかりダメージを与えます。
人によっては非常に強い副作用が出てしまう可能性もありますので、頻繁に薬に頼るのは避け、即効性が無く時間はかかっても、今までご紹介してきた食生活、生活週間の改善、腹部、腰部を温めるなど、体に負担にならない対処法に取り組んでいくことをオススメします。
また、生理痛に隠れている病気があります。子宮内膜症です。この病気があると、かなり腰痛がきつくなります。子宮内膜が肥厚する病気です。不妊の原因にもなります。
子宮内膜症であれば、ロキソニンでは効果はないかもしれません。病院へ行って医師の診断のもと治療する必要があります。治療によって生理痛も治まるでしょう。