肌あれに効く薬って?


しっかり洗顔、保湿。それでもダメなら薬も

肌荒れニキビの基本的なケアは、適切な洗顔で肌の汚れを落とし、化粧水などで十分な保湿を行って、肌の乾燥を防ぎ、過剰皮脂の分泌を抑えて肌のサイクルを正常な状態に持っていくことが大切ですが、ひどい肌荒れニキビの場合は、悪化する前に他のケアを取り入れてみるのも有効です。

 

市販薬が気になる方は漢方薬

市販や専門医での受診でもらえる、塗り薬や内服薬も良いですが、もう少しカラダに優しいものをとお考えの場合は、漢方を利用してみては如何でしょうか。
市販のもので手に入るのは、お茶として加工されていたり、サプリメントに成分が配合されているものがほとんどですので、多量に摂取したり副作用の心配はほぼ有りません。

 

肌荒れニキビの主な原因は、ストレスや血行不良などが挙げられます。

どちらも血流が悪くなることで、カラダの代謝が悪くなり、細胞や肌の生まれ変わりが滞ったりして肌荒れニキビを引き起こすのです。

 

漢方の当帰(とうき)やヨクイニンがおすすめです。

《とうき》

血行をよくしたり、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。血流を良くすることで、肌のターンオーバーが促進されたり、むくみや冷え性、生理不順などの改善にも繋がります。

 

《ヨクイニン》

ハトムギに含まれる成分としても有名ですが、イボやできものに効果があります。
こちらも、血流を良くしたり、肌の水分量を高めて皮膚の乾燥を予防し、肌荒れニキビの治りを早くしてくれる働きがあります。

 

漢方は、患部にダイレクトに効く薬ではありませんが、カラダの内側を正常な状態に改善する手助けをしてくれるものです。カラダが整えば、病気や肌荒れなどにも強くなります。
漢方を取り入れる時は、食生活の改善なども行い総合的にケアすると、より効果を実感することができるでしょう。