妊娠の可能性がある時期


生理周期から妊娠可能性を

一般的に女性の生理の周期は25日から長い人で35日以上です。妊娠する可能性を探る上で大事なことは自分の正確な生理周期を知ることです。
生理周期の数え方は、生理開始日を1日として次の生理が来るまでの前日までの日数です。体調やストレスなどで乱れることがあるのでもきちんとした周期でなくてもあまり神経質に考える必要はありません。

排卵している可能性のある時期は

排卵は「次回の生理予定日」から逆算して14日前となります。
28日周期であれば、排卵している可能性のある日は生理開始日から14日目ごろです。
30日周期であれば、排卵している可能性のある日は生理開始日から16日目ごろです。
目安でありあくまで予測ですので、確実にその日に排卵しているとは限りません。

 

基礎体温をつけて妊娠しやすい時期を把握しよう

朝身体を動かす前の体温を測ります、体温が上昇していれば排卵が起こったサインとなります。排卵がされていれば妊娠は可能ですが、卵子の寿命はとても短く通常12~24時間ほどといわれています。
逆に精子の寿命は3~7日ほどと非常に長く、受精能力が落ちることはありません。
このことから、排卵の7日前から排卵後24時間は妊娠可能であるということが分かります。

 

妊娠タイミングはむずかしいけど

個人差もあり、排卵のタイミングを正確には把握することは非常に難しく、また卵子と精子の寿命にも個人差があるので一概には言えませんが、概ね妊娠の可能性があるのはそのくらいの時期であると言えます。

また、一回の排卵で1つの卵子が排出されるのが通常ですが、まれに2つ以上卵子が育ち、日を分けて排卵されることもあります。
その場合、各卵子が排出されてから24時間は受精可能ということになります。