妊娠と生理周期


生理周期はひとそれぞれ

生理周期は短い人もいれば長い人もいたり、定期的に来る人もいれば不定期にくる人など個人差が大きいものです。その個人差も含め、生理周期は妊娠するためにも知っておく必要があります。
自分の生理周期を知るにはまず始まった日と終わった日をつけるようにしておきます。こうすることで、生理が始まった日から次回の生理まで何日あったかを数えることで周期が分かります。

 

基礎体温を知ろう

生理周期に加えて自分のリズムを知る上でも基礎体温を測ることも重要です。朝一番の舌下の体温を測り、グラフなどをつけていくと生理がくるタイミングや排卵の時期などが分かるようになってきます。しかし、生理不順がある場合はグラフが乱れることがあるので正確にはわからないことがあります。

 

低温期と高温期

このグラフを利用することで妊娠に適した時期などわかるようになります。始まった日からしばらくは低温期とよばれる周期に入ります。そして排卵があると低温期から高温期へと推移していきます。通常この体温が二層に分かれてきちんとあれば体温としてはよいとされています。
すなわち低温期から高温期に推移するときが妊娠するには非常に重要な時期です。卵子と精子の生存率の関係から排卵前に精子がある状態がベストと言われています。この時期から受精、着床と進めば妊娠へと至ります。

 

おおよその排卵のタイミングは

今回の生理と次回の開始日の中間あたりとなります。しかし不順であったりするとこの中間の日がどんどんずれていくので、排卵の予想というのは非常に難しいのです。
不妊症などの症状がなく健康な人でも妊娠できる確率というのは非常に低いのです。こういった偶然に偶然がタイミングよく重なり妊娠に至っています。