妊娠中の風邪薬の服用


風邪薬はいい?だめ?

妊娠すると自分ひとりの身体ではなくなります。
胎児への影響を考えて体内に取り込むものすべてに気をつける事が大事です。
しかし、約10カ月もの間に薬に頼らずに生活できる人間は限られているでしょう。
妊娠中に風邪をひいてしまうのは珍しくありません。
まずは、この風邪をひいてしまった場合の風邪薬など薬の影響について知る事が大切です。

 

できれば漢方系の風邪薬で

一般的に妊娠中の風邪薬として市販の薬などは服用せずに漢方薬を服用する事が良いとが薦められています。葛根湯などがよく知られています。
漢方は身体の治癒能力を高める薬なので胎児への悪影響を最小限にを防ぐ事ができます。

 

風邪薬を飲む時期は関係ある?

妊娠に気付くまでの時期に風邪薬を服用してしまう場合があります。
不安になる妊婦さんも少なくありませんが、この妊娠初期の0~3週目には市販の薬を服用しても影響を受けるには胎児が影響を受けるまでに成長しておらず問題がないと言われています。
つわりなどが起こり妊娠に気付き始める4週目~7週目は胎児の様々な部分が形成されていく時期なので、この間は市販の薬の服用は避け、たとえ漢方薬であっても服用には気をつける事が大切です。

 

8週目からは薬の服用もOK

そして8週目からは安定期に入っていくため、週を重ねていくにつれて薬を服用しても影響が少なくなっていきます。この時期からは貼り薬なども解禁される場合が多いです。

 

飲まずにいいように健康管理を

このように服用する薬と時期の関係を理解しながら出来るだけ健康管理を行って妊娠時期を健康に過ごせる事が一番です。
ただし風邪や体調不良等が起こった場合は種類によって飲んで効く漢方も変化するので時期的にもう大丈夫などと自己判断は行わずすぐにかかりつけ医師への相談へ相談し、許可を得てから服用する必要があります。