妊娠するタイミング


妊娠するタイミングは排卵日の2、3日前から排卵日当日

妊娠するためには卵子が精子を受け入れ、授精が成功しなければなりません。卵子は通常、毎月一つ排卵されますので、その排卵日を予測し、タイミングを取る必要があります。卵子が精子を受け入れる体制である時間は、排卵してから24時間以内となります。
一方精子は射精してから2、3日、長ければ一週間から10日ほど生きていますので、妊娠の可能性は生理後から排卵日までありますが、タイミングとしては排卵日の2、3日前から排卵日当日が一番高くなります。

 

基礎体温の上下変化に注意

では、この排卵日を知る方法についてですが、まずは基礎体温を計る必要があります。通常排卵があると体温は急激に下がった日から 、上がりきるまでの間に起こりますので、グラフにした場合しっかりと2層に分かれますので、判断する事ができます。これが分かれなかったりダラダラと上がったり下がったりする場合は無排卵の可能性もあります。

 

産婦人科でタイミングをとる方法もあります

基礎体温からだいたいの排卵日を予測し、その付近に受診し卵子の大きさを調べます。卵子は一定の大きさになると排卵しますので、その大きさと基礎体温から、より可能性の高い排卵日予測をする事が可能となります。薬局で販売されている排卵検査薬で調べる事も可能です。これは妊娠検査薬と同じような検査方法になり、陽性反応が出始めてから36時間以内に排卵するとされています。

 

排卵検査薬って?

妊娠検査薬と違う点は、判定窓に線が出れば陽性なのではなく、線の濃さによって陽性か陰性かを判断しますので、生理後一週間あたりから毎日検査をする必要があります。これらの方法で排卵日を予測し、タイミングを取る事ができますが、排卵日の日にタイミングを取った場合でも授精から着床し、妊娠に至る確率は20パーセントとされています。