ケミカルピーリングでにきび痕を消す
皮膚が壊されてしまったニキビ痕をケアするケミカルピーリング
ニキビの炎症が治まった部分に凸凹としたクレーターのようなニキビ跡ができてしまうことがあります。
ニキビ跡は、適切なニキビケアが行われなかったためにできてしまうもので、肌の表面組織だけではなく、真皮までが破壊されてしまったために起こります。
一度出来てしまったクレーターを通常のニキビケアでを完全に元通りにするのはとても大変であるため、皮膚科などでケミカルピーリングという治療で治すことが一般的です。
ケミカルピーリングは恐い?
ケミカルピーリングとは、化学的な酸を肌に塗布して皮膚の角質層を削り取り、肌のターンオーバーを促進することで、新しい肌に再生させる方法です。
古い角質が溜まってしまったことで新陳代謝が悪くなってしまいますが、ピーリングを行う事で古い角質が無くなり、新しい皮膚を再生し、真皮のコラーゲンの生成を促進してくれるので、にきび跡によるクレーターが改善できるので、ニキビケアに最適です。
ケミカルピーリングは入院しなくてはいけない?
入院や安静の必要もなく、施術後は通常の生活を送ることができます。
ケミカルピーリングに使われるものは
●リコール酸やサリチル酸などの化学薬品
●フルーツ酸と呼ばれる弱いタイプの酸
使用する酸は非常に弱いものを使用するため、肌にダメージができる心配もないため安全です。
しかし、弱い酸のために、ピーリングの施術は何度が行う必要があるので、1回では終わりません。
ケミカルピーリングは施術後が重要
ピーリング後は基礎化粧品によるニキビケアや紫外線対策を行わなければなりません。
角質層を削り取るので、皮膚が通常の状態より乾燥しやすく、紫外線を強く感じやすくなっており、肌バリア機能が落ちているので少しの刺激や日焼けをすると過敏に反応してしまうので、ケミカルピーリング後は保湿化粧品で保湿ケアや日焼け止めをしっかりと塗ったり、通常より丁寧にスキンケアを行いましょう。