低気圧(調子悪い)ガールが続出!台風シーズンの憂鬱をうまくかわすには?
あ〜〜なんだか調子わるいわ〜。多分台風のせいだ。
え?そんなことあるんすか?
台風が運んでくる低気圧に、人の体は反応しちゃうのよ
そりゃ「ダルい」っすね
「低気圧女子」とか「気象病」って呼ばれてるんだって
九月は台風たくさんきますからね。大変だ。
気象病で悩んでいるのは20代~40代の女性が多いっていう情報もあるの
そりゃおかみさん、ドンピシャじゃないすか!考えようによっては「20代の若さ」があるってことですよ
あら?そういうこと?そーかー、まあ、20代なんて…
(めんどくさいから無視しとこ)
でもさー、みんながみんな、台風が来たら調子悪くなるわけじゃないもんなぁ。なぜだろう?
「低気圧」と「自律神経の乱れ」がセットになった時、体調不良はおこる
- 頭痛薬を飲まないとやってられないくらい頭が痛くなる
- 倦怠感が酷くて立ち上がれない
- 古傷や、関節、足首が痛む
- 気分が落ち込む
- 肩や首がこる
- 便秘になる
これらの多くは「自律神経」の乱れが原因で起こることがあります。
よく耳にする「自律神経」は
- 体温調節
- 呼吸
- 血圧
- 血流
- 消化
- 排泄
- 免疫
- 代謝
など生命維持に不可欠な機能を自動的にコントロールしています。
なんとなくの不調を訴えると「自律神経が〜」と言われることも多く、なんとなくもやっとしてしまうワードでもありますね。
体内の環境を一定に保とうと頑張ってる「自律神経」
寒暖差に関係なく体温を一定に保ち、気圧の変化に合わせて内側からバランスを保とうとしています。自律神経の「バランス」とは一体なんのことでしょう?
自律神経には二種類、攻撃に適した体にする「交感神経」と守り、休養をベースにする「副交感神経」があります。
【交感神経】の特徴
起床後~日中、カラダを活動モードにする。
晴れた日や、急に寒くなったときには体を温めるために、気圧が急変化したときにも活発になる。
【副交感神経】の特徴
夕方~夜、カラダがリラックスモードになり眠くなる。
朝からくもりや雨の日や、気温が上昇した日に活発に働く。
体を休めるために重要
自律神経はどちらかというと「野球」のようなもので、攻めと守りが交互にやってくるのが理想的です。
サッカーのように一瞬で攻守が入れ替わるような毎日には向いていません。
台風シーズンなど天気や気温の変化があまりにも急激だと、自律神経による対応が追いつかなくなるのです。
気圧の急変や気温の低下で交感神経が活発になれば、血管が収縮することにより緊張型頭痛や古傷の痛み、腰痛、関節痛といった「痛み系」の症状の要因になります。
くもりや雨の日、気温が上がった日は副交感神経が優位になって血管が拡張し、眠気やだるさ、片頭痛の要因になります。
どちらが優位に立ちすぎても「頭痛の原因」になることから、バランスが大事になってきます。
夏場のクーラー、空調も自律神経を乱す大きな要因に!
今年は特に異常とも思えるほどの高温が続いてます。
外気温がグングン上昇するなか、「熱中症予防」に気をつけるためにクーラーの使用はぜひやるべきなのですが、
●室温が20℃
●外気温が40℃近く
となってくると、屋内外の移動で約20℃も温度差が生じてしまうことがあります。
「暑い」から体を冷やせ!いや「寒い」から温めろ!
これが自律神経を乱す原因になっているようです。体を冷やしすぎないようストールなどで体温調整をすることも大切です。
私はそうじゃないんだけど、自律神経のみだれから便秘にもなるってきいたわよ!
排便を促す腸の蠕動(ぜんどう)運動は、副交感神経のお仕事です。
交感神経の活動度が上がってしまうと、蠕動運動が弱まり、便秘の要因になります
どうしたらいのかしらね?私は違うけど
体を冷やし過ぎないこと、朝起きたらまずコップ一杯の水を飲み、腸を動かすといいかもしれません。
でも最近、ゲリラ豪雨とか猛暑日が続くとか、体にとっても負担がたまってるよね
そういうときこそ、基本に立ち返って「睡眠」「食事」「適度な運動」を心がけることが大切ですね
自然にはかなわないですねぇ
ああ!そういえば、台風の名前に「ジェーン」とか女の人の名前をつけるのってどうなのかしら?
George R. Stewart が “Storm”(1941年)という小説を発表した際に 小説内で女性名 “Maria” とつけたことから始まったようです
そうなんだ!なんか「女はギャーギャーうるさい」なんていう男の悪口かと思った
日本含む14カ国等が加盟する台風委員会は、平成12年(2000年)から、女性の名前でなく、「アジアに由来した名前」をつけるようにしたらしいです。あまりまだ聞いたことはありませんが
低気圧ガールの自己防衛法は「天気予報」をみること?
台風が近づくときの気圧変化はすさましく、様々な痛みの引き金になります。
不意を突かれて戸惑うよりは台風の進路予想をこまめにチェックして、台風接近の前後は「家で大人しくする」ことも大切です。
どんな天気の日、気圧の日にどんな症状が起きるかを記しておくのも「自分だけの予防メモ」になるかもしれません。
まだまだ台風シーズンです。
異常な夏の暑さのせいで海水温が高くなっているので、大型で強い低気圧が発生することが多くなるかもしれません。
なるべく規則正しい生活を心がけ、体を大切にしましょう。