タイミング療法


やっぱりタイミングが大事

そろそろ赤ちゃんが欲しいけどなかなか授からない、もしかしたら不妊症かも、そんな不安を感じている人は少なくありません。
一般不妊検査で特に異常がないカップルや、結婚後間もないカップルなどに、妊娠できる方法としてまずはじめにタイミング療法という治療が適用されることが多いです。

 

排卵日を予測して、セックスする

タイミング療法とは、自然妊娠の確率を上げるために排卵日を予測し、予測した排卵日に合わせて男性がタイミングを合わせることで妊娠できる方法です。
生理日が毎月ほとんど同じ周期できている人は、だいたい生理予定日の14日前に排卵がありますが、多くの人はぴったり14日前ということは少ないのが現実です。
そのため排卵日をしっかりと予測するために、長期間にわたって基礎体温を記録することが大切です。

 

基礎体温を記録して排卵日を知る

基礎体温を記録することで、生理の周期や排卵の周期を知ることができます。
排卵が起こると体温は高温期に移行するため、おおよその日にちを予測することが可能です。
また、排卵日が近づくと頸管内は粘液分泌が増えるため、織物や粘液の状態でも排卵日を予測することは可能です。

 

病院での検査も

しかしこれだけでははっきりとした日にちや時間までは特定できないため、病院ではエコー検査や血液検査などを併用して予測していきます。
排卵日を予測したうえで、性交日のタイミングのアドバイスを行います。
排卵日の予測が出たら、前日と当日に性交すると妊娠の確率が上がります。

 

一ヶ月にワンチャンス。でも自然な妊娠へ

タイミング療法は、時間はかかってしまいますが、不妊治療の中でもあまり費用がかからずに妊娠できる方法で、自然妊娠と全く変わらないので体への負担も少なくて済みます。
1年以上試しても効果がない場合は次のステップへ進み、ほかの妊娠できる方法を試してみましょう。