不妊の定義


妊活と不妊治療は違う

芸能人で妊娠するために休業をする人が出てきたことをきっかけに、妊娠したいのになかなか妊娠できない時に行う「妊活」が話題を呼んでいます。ですが、これ自身は不妊治療とは違うもの。妊活とはどういったことを指すのでしょうか。また、一体、どのくらいの期間をあてればいいのかわからない人もいるかもしれません。どのくらいの期間が適当なのでしょうか。

不妊の定義・アメリカでは1年、日本では2年

日本では2年間の妊活をしてみて、それでも妊娠しないなら不妊治療をしてみるのがおすすめです。ただし、これには条件があります。それは高齢出産かどうか、正常に妊娠できる身体かどうかです。結婚する年齢が高くなってきていて、35歳以上で結婚して、すぐに妊娠したいと思う人もいるのが確か。

 

35歳はターニングポイント

35歳以上が初産だと母子手帳に高齢者のスタンプが押されて、リスク出産とされてしまいます。そのため、結婚が35歳以上で妊娠したいなら妊活の期間をあてるよりも不妊治療を優先してみるのがいいでしょう。また、ブライダルチェックと呼ばれる妊娠できる体質かどうかをチェックするのは早めにこしたことはありません。特に、生理痛が重い場合や、痩せすぎ、太りすぎ、鉄分不足になりやすい人は注意が必要です。

女性だけでなく男性に理由があることもあるので、男性側も妊娠できるのかをチェックしておくと安心できます。

妊活のメインは食事療法

妊活では、主に食事療法での体質改善、カフェインを抜いて冷え性を改善したり、野菜を多く摂って血流をよくしたりすることが挙げられます。雑誌などで妊活についての紹介がある場合もあるので、参考にしつつ食事や生活の改善からはじめてみてはどうでしょうか。