不妊に対する理解が必要


妊娠することはあたりまえではない

妊娠するためには夜の夫婦生活を行う必要がありますが、多く回数をこなせば出来るというわけではなく、そのタイミングやお互いの体の機能が正常に働いているかどうかによっても異なります。

女性が原因となる不妊には無排卵、無月経、卵菅異常などがありますが、男性が原因で不妊のケースもあります。EDだけではなく、正常に性行為を行った場合でも、精子の数が極端に少ない、または全くない無精子症などもこれに当てはまります。

 

男性に原因があることも多いのです

男性が原因で妊娠に至らない場合は、女性が病院に通院しているだけでは解決できないため、男性も通院し、場合によっては治療を受ける必要があります。産婦人科によっては、妊娠までの経緯を理解するための不妊教室を開催している院もあり、夫婦での参加が可能となっています。初期治療であるタイミング法で妊娠に至らない場合は、試験管ベビーと呼ばれる体外受精などの方法もあります。

 

お互いに心的負担があることを理解しましょう

これは男性にも精神的負担がありますが、女性は腹部に針を刺し卵子を摘出するため、精神だけではなく体にも負担がかかる事となります。また、不妊の通院は保険が適応されない治療があります。

 

妊娠にはメンタルが重要

妊娠するためには精神的な要素が多く関わってくると言われており、不妊検査をして異常が見当たらない場合でも、妊娠できないケースがあります。実際に、妊娠するためにはどうすればよいかと考えれば考えるほど妊娠できなかったのに、あきらめた途端に妊娠した、考えないようにしていたら妊娠した、と答えた人が不妊治療経験者の中に高い割合で存在しています。

 

子どもは授かりもの

これに当てはまらない場合としても、排卵のタイミングに性交為を行い、妊娠する確率は妊娠しない確率よりも低い事実もありますので、妊娠するためには夫婦でその事について理解しておく必要があります。