生理痛と吐き気の原因


女性なら誰もが憂鬱になる生理痛の症状は頭痛・眠気・倦怠感など様々ありますが、その中の一つに吐き気があります。

 

midori_15_komattana生理痛が重い女性に多く出る症状ですが、胸やけに似てもいて、もう少し胃の下の方からムカムカとくるような吐き気が生理中に起きます。吐き気の原因のうちの一つとして腸や胃をも収縮させる働きもあるプロスタグランジンがとしてあげられています。

 

聞き馴染みの無いこのプロスタフランジンは生理中に分泌される物質で子宮内膜がはがれるときの径血を体外に送り出す役目があるのですが、このプロスタグランジンの分泌の多さで生理痛の重さに個人差が出てくると言われています。

 

逆にプロスタグランジンの分泌を抑える事によって生理痛の緩和をする事が可能です。

 

 

プロスタグランジンの過剰分泌の原因の一つが冷え症があります。

身体の冷えが原因で血液循環が悪くなり栄養や酸素が足りなくなる事によってプロスタグランジンの過剰分泌に繋がるのです。

運動不足・偏った食事・ストレス・ホルモンバランスの崩れ・急激なダイエットなど身体にストレスを与える様な生活をしているとなど冷え症が起こりやすい身体になり、それとともに生理痛も重くなるという悪循環に陥ります。

特に運動不足や偏った食事・ダイエットなどは慣れてしまえば自分への支障はないように感じてしまいがちですが体内では過度のストレスへと変換され蓄積されます。

 

 

生理痛が重く吐き気などを感じたらまずは生活の見直しから行い日々の健康管理・食事の見直し・適度な運動等で身体を健康体に戻してから対策をとるのが良いとされています。

生活を見直すことである程度の生理痛の緩和に繋がるとされていますが、見直しを行っても吐き気などが改善されない場合は一度医師に相談される事をお勧めします。