生理痛基礎知識 妊娠の初期症状との違い


生理痛と妊娠初期症状はとてもよく似ています。

 

生理前の一週間くらい前になると、下腹部のハリや痛みなどを感じることが多く、乳首が張ってきたり、痛みを感じることも多いですよね。

個人差があると思いますが、生理の3日ぐらい前になると、茶色っぽい血液が混ざったおりものが出る人もいるかもしれません。
妊娠初期の場合は、生理痛のような下腹部の痛みや乳首の痛みなどは感じることはあまりなく、体のだるさを感じることがあります。
基礎体温を測ると、高温期が続いていることが多いので、妊娠したのではと感じることが多いです。
しばらく経つと、乳首の張りを感じたり、おりものの量が増えてきたり、空腹時に吐き気を感じるようになります。
生理が遅れて2週間ぐらい経つと、早い人はつわりの症状が見られるので、妊娠検査薬で検査をしてみるようにして下さい。

 

検査薬が陽性になっていたら、産婦人科に行って診察を受けましょう。

基礎体温を付けている習慣のある方は、排卵日の後に高温期が続きますが、生理の前には体温が下がってきます。
生理の前になると、下腹部の痛みなどの生理痛が始まるので、妊娠していないと気付くことが多いです。

生理の仕組みはとても繊細で、体、メンタルの両方の影響をとても受けやすく、生理が来なくなる原因は妊娠だけではなく、過激なダイエットやストレス、また他の疾病などによって来なくなったり、遅れて不順になったり、とても敏感なものです。
ほんの少し遅れて過剰に心配することもないかとは思いますが、あまりに無頓着でも、体の変化を見落としてしまう可能性もありますので、自分の体の声をよく聞いて、2週間以上遅れたり、何かいつもと違うおかしいと感じたら、早めに医師の診察を受ければ安心です。
特に妊娠初期は、女性の体がとてもデリケートになっているので、体調を崩したり、流産をしやすい時期です。十分な睡眠や休息を取り、ストレスを溜めないようにしましょうね。