ニキビ跡のクレーター治療法《レーザー治療》


クレーター状のニキビ跡は、あごニキビや頬ニキビなどがなりやすい

人の目に付いてしまうのでコンプレックスになっている人も多いものです。
クレーター状のあごニキビ跡を解消するためには、皮膚の組織を再生し、活性化することが重要です。

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クレーター上のニキビ痕はどうやって治す?

皮膚には、外側から表皮、真皮、皮下組織と3層になっており、クレーター状のニキビ跡は、真皮の組織が傷つくことでできます。
真皮はダメージを受けても再生しにくいため、凸凹としてしまいますが、真皮内の血流やを促進させ、栄養素や酸素を届けたり、リンパ液を活性化させて細胞内の老廃物や死んだ細胞を運ぶ働きを高めたり、真皮内の繊維芽細胞の働きも高めることで、真皮の回復を促します。

 

真皮の回復をうながすには?

線維芽細胞は真皮を構成しており、肌内のコラーゲンを分解して、弾力のあるコラーゲンを作る役割がありますが、クレーターニキビ跡はコラーゲンが不足するためにできると言われており、真皮組織の再生には、アミノ酸やビタミン類など栄養素をバランスよく摂取することが最適なのです。

 

クレーター状のあごニキビの治療方法は、レーザー治療、ケミカルピーリング、注入治療があります。

比較的軽度のクレーターの場合は、レーザー治療やケミカルピーリングで治療できます。
レーザー治療は、盛り上がっている部分を削り取り、肌の新陳代謝を活性化させてクレーターを改善していきます。ケミカルピーリングでは、あごニキビ跡に酸を塗って角質や老廃物を溶かしていく方法です。

 

 

重度のクレーターやくぼみが大きい場合は、注入治療が効果的。

コラーゲンやヒアルロン酸、脂肪などを注入して、くぼみを膨らませる方法で、近年は人体で作られるたんぱく質であるFGFやPRPなどの成分を注入する再生治療もおこなわれています。物理的に皮膚を盛り上げることができるので、重度なものでも改善できるというメリットがあります。