生理痛とストレスの関係


生理痛の原因には、体の冷えやストレスが大きくかかわっています。

生理痛が重いと様々な症状が伴い、それが毎月来るかと思うと憂鬱ですよね。

 

ストレスによって自律神経が乱れると、体温が下がって血流も悪くなります。また、ストレスによって体がこわばって筋肉が固くなり、これも血行不良の原因となります。
元気な血が体をめぐらないことで、体の内側の働きも低下し、腹痛や腰痛、吐き気といった生理痛の症状が酷くなっていきます。
毎月の生理痛を少しでも和らげるためには、入浴や軽い運動で体を温めると良いでしょう。
軽く汗ばむ程度の運動で十分です。

 

 

わざわざ運動するのは面倒だったり時間がなくても、通勤やお出かけの時に一駅分歩いたり、なるべく階段を使ったり、広いショッピングモールを歩いたり、家の中でできるエクササイズやストレッチや、掃除などの家事でもしっかりやればそれなりの運動になるでしょう。

毎日カラダを動かすことで代謝もあがり、血の巡りもよくなります。
また、シャワーだけの人は、週に何回か時間のある時だけでも湯船に浸かるようにすれば、発汗作用も高まり、カラダの内側から温まります。
またアロマが好きであれば、精油やバスソルト、入浴剤などを利用すれば、リラックス効果が高まるかもしれません。
身体、メンタル両面からリラックスすれば、ストレスも緩和されるでしょう。

 

 

この他、ハーブが苦手でなければハーブティなどもオススメです。ハーブにはカラダを温めて血流をよくする働きがある上、ハーブの香りで脳をリラックスさせる効果、鎮静効果など、海外では薬的に用いられるほど作用があるものもあるようです。
好き嫌いの差が激しいかもしれませんが、種類や量、ブレンドの割合、メーカーなどによって全然違いますので、私も好きなものもあれば、キツ過ぎて飲めず反対に気分が悪くなったこともあるので、少量から試すのがいいかもしれません。
近くに専門店などがあればお店で相談してみたり、またネットで調べてみるのもいいでしょう。

 

甘いのが好きなら、蜂蜜やメープルシロップを入れると飲みやすいかもしれません。白砂糖は体を冷やすといわれるので避けた方が体を温める効果を得るには良いでしょう。
ハーブはやっぱり好きじゃないとのことでしたら、紅茶でも十分リラックス効果があるかと思います。

紅茶も海外のものなどは香りの種類も豊富で、柑橘系からフルーツ、チョコレート、キャラメルなど様々なフレーバーがあって楽しめますし、海外ではクリスマスや冬の寒い時期に飲んだり、ホットワインをつくるのに使ったりするようなナツメグやグローブなどの香辛料とブレンドしてあるものなどもあり、体を温める効果があるものもあるようですので、特に冬などの冷える季節には体を温めて良いかもしれません。

 

季節や時間、シチュエーションによって、自分だけのお気に入りの1杯などを見つけて楽しむなどして、ストレスを溜めないように、そしてカラダを温めてあげる事が、痛みの緩和を助けるでしょう。