肌荒れとかゆみの関係


肌が乾燥すると、肌が荒れてかゆみが出る場合があります。

しかし、もし肌が荒れてしまっても、かゆいからといって強くかいてしまってはさらに表皮が荒れてしまいます。
荒れた肌はちょっとした刺激にも敏感になっているので、またかゆみや乾燥が起こる悪循環に陥ってしまうのです。

 

 

とにかく、かかないようにする。

特にアトピー等肌が慢性的に荒れた状態になっていると、かゆみを感じる神経が表皮の近くまで伸びて、よりかゆみを強く感じるようになってしまいます。
この状態のままさらに刺激を与えてしまうと、かゆみの原因となるヒスタミンを誘発する物質が分泌されて、さらにかゆみが大きくなってしまうのです。

 

 

保湿が一番、ガマンできないなら薬を

乾燥肌が原因の場合はまず保湿剤で対処し、それでも我慢できないほどかゆみが強い場合はかゆみ止めの薬を使って、できるだけ刺激しないようにしましょう。
かゆみの原因として最も多いのはやはり乾燥によるものです。
加齢と共に肌が自力で保湿力は低下し、肌荒れや乾燥を起こしやすい状態になってしまうので普段から予防のスキンケアが重要です。
一般的には皮脂の出にくい場所がより乾燥しやすく、体でいうとスネや膝、顔の部位だと目元や口元が挙げられます。
これを乾燥した状態のまま放置していくと、肌の老化が進んでしまいシワやたるみの原因にもなってしまいます。

 

 

乾燥のケアには保湿クリームが効果的です。

主な成分にはセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、尿素等がありますが、状態によっては尿素や製品に含まれる添加物がかゆみを引き起こすこともあります。
自分の体質や状態を見極めて、流行の保湿剤にこだわらず自分に合ったものを選ぶ事が大事です。
また市販の保湿剤だけで改善しない場合は皮膚科に相談しましょう。