産後生理痛!出産後の生理痛について


出産後に生理がひどくなる場合も、まれにあります。

出産を経験すると生理痛に対して変化が出てくる場合がありますが、必ずしも良い方向になるとは限らない面があります。

産後生理痛には痛みが軽くなったりほとんど感じなくなるという人もいますが、逆に痛みが強くなる人も出てくるのです

 

 

産後生理痛が軽くなる原因には、産道が広がることにより経血の流れがスムーズになることで起こります。
経血が子宮頚管通るときに痛みが出ていた人の場合には、産道の広がりによって経血の流れが解消されて産後生理痛が軽くなるのです。
もちろんですが子宮頚管を通る際の痛みが原因となっていた場合にのみ痛みが解消されることになりますが、産道の広がりが元に戻り始めると再び出産前の状態に戻ってしまう場合があります。

 

産後生理痛が軽くなる理由には骨盤の歪みにも関係があります。出産後は骨盤が開いてしまうため、骨盤の開きを解消することで生理痛を改善することが可能なのです。骨盤がゆがんでいることが生理痛の原因となっていた場合には、出産後に骨盤の歪みがなくなることで生理痛が軽減される場合もあるのです。

 

 

一方で産後生理痛がひどくなることもありますが、その場合には病気の可能性がありますので専門医を受診することが大切です。出産後に生理痛がひどくなった場合や、血量が増えた場合、血の塊が出るようになったり生理前から痛みがある場合には、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性が高まりますので、早めに受診することが大切なのです。

 

出産後には生理痛が改善される場合と改善されない場合がありますが、一時的に改善する場合もありますし、逆に痛みが強くなった場合には病気の可能性がありますので、異常を感じたら早めに医療機関を受診することが大切なのです。