生理中はお風呂にはいらない方がいい？？

女性の体に毎月に一度訪れる生理ですが、生理中は生活の上でも様々なことに気を遣います。
できるだけこまめにトイレに行ってナプキンを交換したり、生理中には白っぽい色の洋服は控えたりというのは誰もが気をつけていることだと考えられます。

昔は生理中にはお風呂に入ってはいけないなどともいわれていました。

 

しかしそれは、家にお風呂がなかった時代のことです。生理は出血を伴いますが怪我や病気とは異なります。毎月一度、妊娠成立しなかった場合に子宮内膜が血液とともにはがれ、体外に排出されるのが生理なのです。ですから生理中にお風呂に入ることは何の問題もないといえます。

 

むしろ、血液の循環が悪い人や、体が冷えることから来る生理痛がある人はお風呂にゆっくり入って体を温めた方が生理痛の緩和には役立つとさえいわれています。

 

ただし、生理中の入浴にはいくつかの注意点があるので気をつけましょう。

 

まず、あまりに生理痛がひどい場合には症状を悪化させないためにもお風呂で温まるのは控えた方が良いでしょう。

また、気分的に負担になる場合も、無理に入る必要はありません。体を清潔に保つのであれば、シャワーでも間に合います。鉄分不足やめまいの症状がでている時には、倒れたり転んだりして大きな事故などにつながる恐れがあるので避けましょう。

そうでない場合でも、生理中には温泉や公衆浴場などは控えた方が良いでしょう。
生理中に湯船に入っても水圧がかかるのでお湯の中で出血することはないと言われています。

 

 

しかし、湯船から出たところで出血をする可能性は十分にあります。自宅のお風呂を使用しましょう。
入浴するのであれば、ぬるめに設定したお風呂でゆっくりと温まります。この入浴法は神経をリラックスさせる効果があるので、生理痛を緩和させるだけでなく生理中のイライラを和らげる効果もあります。