病院で行う便秘治療~大腸内視鏡検査~
便秘治療は、内科や消化器系の病院や、便秘外来で受けられます。
便秘治療は、近年、医療機関でも受けるようになってきました。
便秘治療を病院で行う際、初診時に大腸内視鏡検査を勧められる場合もあります。
大腸にできたポリープは、便秘の原因になることが多く、大腸内視鏡検査で大腸の様子やポリープ、炎症疾患などの有無を確認することで、便秘の原因が判明し、大腸がんがポリープのうちに切除することで早く治療することができるのです。
便秘治療だけでなく、他の病気の早期発見のためにも、大腸内視鏡検査を行うとよいでしょう。
便秘治療は、原因よって違いがありますが、便秘の原因として何らかの疾患が見つかったときはまずその治療が行われ、特に緊急を要する異常が無ければ薬の処方や、主に生活指導や栄養指導、投薬治療が行われることが多いようです
便秘には
- 一過性単純性便秘
- 急性の疾患性便秘
- 結腸性便秘
- 直腸性便秘
など多くの種類があり、
- 大腸がん
- 直腸がん
- 卵巣腫瘍
- 過敏性腸症候群
- 甲状腺機能低下症
など、さまざまな病気が原因で起こることがあります。
がんなどは、便秘が病気の症状でもあるため、便秘という病気を軽く見てはいけません。
便秘の症状が改善しない場合は、病院を受診して原因にあった治療を受けることが大切です
病 院で便秘の症状に合った対処を行っても、10日以上症状が治まらない場合は便秘のタイプが異なっていたり、別の病気の可能性もあります。
また、痔が見つ かった場合は、出血や痛みを抑えたり便の状態を改善する薬を使用して保存的治療を行い、大きな痔核ができているときは外科的処置を行って改善するように治療を行うこともあります。