スギからヒノキへ花粉症の主役が交代シーズン!や、もう引退してくれてもいいんですが


今年はマスクが手に入らない?!!

ふえっくしょ〜ん!

あら、おかみさん、風邪?

ふ、ふ、ふえっくしょ〜ん!

おかみさん!咳エチケットおねがいしますよ!

あ〜〜もう、嫌になっちゃう!

今年は新型ウイルスのせいでマスクが手に入らないから、私たち「花粉症」にはつらいわ〜〜

え?おかみさん花粉症でしたっけ?

去年、ずーっと鼻水がでてて、風邪かな〜と思ってたんだけど、どうやら花粉症だったの

いきなり、去年から!そんなことあるんすかねぇ?

そうですね。今花粉症じゃないから、来年も大丈夫とはかぎらないんですよ。

花粉症の予感とか、予兆みたいなものはないの?

そうですねぇ。花粉症は簡単にいうとアレルギーで。その人によって「発症する上限」は違うのです

一生、花粉症にならない人もいるもんねぇ。やだなー

そして残念なことに発症すると「花粉症でなくなること」は考えにくいのです

え?アレルギーを抑える薬とかたくさんでてるじゃない?

対症療法と根治療法で症状を緩和することはできるんですが。
まあ約5~6割の人がほとんど花粉症の症状がなく暮らすことが可能にはなってきましたが

なんてこと!
この写真見るだけで!!!アウト〜〜〜!

花粉症は国民病??

花粉症は今や国民病といわれていますが、意外なことに戦後に初めて報告された新しい病気です。日本では、1960年代からわずか40年間で花粉症(特にスギ花粉症)が激増しました。

私たちの体は、“花粉”という異物(アレルゲン)が侵入するとまず、それを受け入れるかどうかを考え、「排除する」と判断した場合、「抗体」を作ります。化学物質(ヒスタミンなど)が分泌され、花粉をできる限り体外に放り出そうと

  • 鼻水、涙で洗い流す
  • 鼻づまりで中に入れないようにする

などの症状が出てきます。

薬で抑えるのも必要だ〜

花粉症の時期はいつ頃から?いつまで?

花粉症を引き起こす花粉は、日本では約60種類にも及ぶといわれています。

樹木から出る花粉だけでなく、草花から出る花粉も含まれています。

また地域や季節によって飛散する花粉の種類が異なり、人によってアレルゲン(アレルギーの原因物質)となる花粉の種類も様々です。

スギの花粉のピークは2〜4月

アレルゲンとなるもっとも有名な花粉はスギの花粉です。
東北から九州まで広い範囲に存在し、日本中で最も多くの花粉を振りまいています。

ピークは2月中旬から4月下旬の約2か月間。花粉症の代名詞といえるほど強烈な症状を引き起こす樹木です。

次にやって来るのがヒノキ。ピークは3月〜5月

スギ花粉が収まるころに出てくるのがヒノキです。

3月末から5月初旬に飛散のピークを迎えます。スギほどではありませんが、飛散量はかなり多く、スギ花粉と併発させている人も多い花粉です。

ゴールデンウィークの行楽シーズンが一番つらい!という方も多いようですが、これを過ぎればオーケー!というわけでもないのです。

稲、ブタクサ、ヨモギ…。アレルゲンは次々に

樹木に比べると飛散量は少ないものの、年間通じて花粉を巻き続けるのがイネです。

12月から1月以外はほぼ飛び続け、春から夏にかけて飛散量を増加させます。

そのほかにも秋口にはブタクサ、ヨモギといった草花の花粉飛散量が増加しています。はっと気づけば一年中なにかしらのアレルゲンが…。

おそろしいこと!

花粉症の原因は?

花粉症が増え続けている原因は数多く考えられますが、以下の四つが大きいです

スギ、ヒノキの花粉の増加

戦後、住宅建設用に大量植林されたスギが伐採されずに残り、スギ花粉飛散量が増えています。環境の変化に合わせてスギも「絶滅しないよう」に、花粉を多く飛ばすようになっていると言われています。

排気ガス・大気汚染

排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子が抗体を過剰に産生させます。

不規則な生活リズム

高タンパクや高脂肪の食生活、不規則な生活リズムやストレスもアレルギーを起こしやすくしています。

住宅環境の変化

住宅やオフィスの近代化に伴い、通気性の少ないダニ・カビの温床をつくり、アレルギーを起こしやすくしています。

あ〜あ。結局「生活習慣」だってさ〜〜

花粉はふわふわ飛んでいて、外に出ると服にも付着してるんです

マスクしてるだけじゃダメってこと?

布団は外に干さない、服は玄関前でよくはたいてから入るっていうのも効果的です

花粉症の症状を抑えるためにやっておきたいこと

帰宅したら…

玄関前で服についた花粉を払い落とし、うがいや洗顔で花粉を洗い流しましょう

室内では…

ドアやサッシをしっかりと閉めて外からの花粉の侵入を防ぎましょう。外から持ち込まれた花粉を除去するためにも、こまめな掃除を心がけましょう

服装は…

表面が凹凸のない素材の服を選びましょう。コートなど、一番上に着るものは特に注意が必要です。

寝具は…

布団は外に干さず、布団乾燥機などを使い、どうしても干したい場合は、花粉の飛散量の少ない午前中に

外に干したくなっちゃうけどね〜

帽子やマスクをして、サングラスやメガネをかけましょう。喉がつらい人は、うるおいを保つ加湿器を利用も効果的です

今年はほんと、大変だけど
楽しいことを考えて、ストレス少なく過ごそうよ!