ランニングと肩甲骨のすてきな関係♪
こんにちは、30代女子ファンランナー、カケルコです♪
今日は「ランナーは肩甲骨を大事にしましょ」っていうお話。
ランニングは腕を振る!の微妙なまちがい
え? 脚で走るのがランニングなのに?
百歩譲っても、「腕」じゃない?
腕を振って走るから。
・・・と思ったあなたの気持ちはよーくわかります(笑)。
子どもの頃の短距離走でも、「一生懸命、腕を振れ!」てアドバイスされたものですよね。
でもね、実は腕は肩から生えている(笑)。
大切なのは肩甲骨なんです。
念のために書いておくと、肩甲骨って、背中側にある三角形の大きな骨のことね。
肩甲骨まわりは弱りやすい?
私カケルコが肩甲骨の重要さを感じたのは、産後ランニングを再開したとき。
妊娠してからはランニングをお休みしていたけれど、
妊娠中はつとめてウォーキングするようにしていたし、
出産後も赤ちゃんを連れてよく歩いていました。
(なんせ私はペーパードライバーですからね・・・)
そのおかげか、1年8か月ぶりにおそるおそる走ってみても、
驚くほど衰えは感じなかったんです。
脚は。
痛くなったのは、背中でした。
今までに感じたことのない疲労感、鈍い痛み。
赤ちゃんを抱っこもおんぶもせず、身一つで走っているのに!
あとで気づいたのです、これは肩甲骨まわりが弱っていたのだ、と。
走るとき、いえ、歩くときにも共通する動きを、よーくイメージしてみてください。
実際にやってみてもいいよ。
私たちが右足を前に出すとき、右の骨盤が前に出ていますね。
そのとき、左の肩甲骨が後ろに引いた格好になっているはず。
この動きを、普段は意識せずにやっていますが、
まず肩甲骨を引くと、それに連動して骨盤が回旋し、足がスムーズに前に出て、
りきみのない、きれいで楽な走り(歩き)につながるのです。
肩甲骨を意識して運動すると
妊娠中はお腹が大きくなり、
出産してからは赤ちゃんを抱っこしたりおんぶしたりする生活で、
どうしても、体が硬くなったり、お腹や赤ちゃんの重さで固定されてしまいます。
2年近いそんな生活で、私の肩甲骨周りは、すっかり柔軟性を失っていたのでしょう。
ママたち! 毎日抱っこおんぶ大変だけど、どうぞストレッチなどで、体をいたわってあげてくださいね~
●肩甲骨を意識してみよう
- まず、立った状態で、腕をまっすぐ、大きく広げて上に伸ばします。
- そこから、肘を曲げて胸を開くように、腕をぐーっと後ろに引いていきましょう。
- このとき、背中の筋肉で、大きな三角形の骨を引き寄せる感覚がわかりますか?
●肩甲骨と骨盤を連動させてみよう
【ツイストジャンプ: ランニング前の準備運動にもGOOD!】
- まっすぐ立ちます。
- その場で軽くジャンプして、軽く膝を曲げて着地するとき、両足のつま先を右に向け、同時に、体をひねって両腕は左後方に軽く振ります。
すると、右の骨盤が前に出て、左の肩甲骨が後ろに引いているはずです。 - 再び軽くジャンプして、今度は反対に。
両足のつま先を左に向け、体をひねって両腕は右後方へ。
1~3を、10回~20回繰り返します。
肩甲骨から腕、骨盤から膝、足先までが連動して動くようになりますよ♪
抱っこ生活のお母さんや、同一姿勢をとりがちの大人の皆さん、
普段からぐるぐる肩まわし~ぐぐーと伸ばしてストレッチなどしてみてくださいね。
ファンランナーの皆さんは、肩甲骨を意識して、よりスムーズな走りを実現しましょう!
カケルコでした、ランランラン♪
ランニング風景:川の番人のようなフクロウさんです♪