生理痛と生理のメカニズム


生理のリズムは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンによって生まれます。

女性は一生の間に、平均35年から40年もの間、生理があります。

ここでは生理のメカニズムをもう少し詳しくおさらいして、生理痛の仕組みと原因を知りましょう。
生理のリズムは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)によって生まれます。

 

排卵した卵子が精子と結合して受精卵になり、子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。
妊娠しなかった場合には、卵胞ホルモン、黄体ホルモンは分泌が減少して、子宮内膜ははがれて血液とともに排出されます。これが「生理」です。

 

 生理のスケジュール

「卵胞期」は、卵巣にある卵胞の一つが成長し始め、卵胞ホルモンが分泌されるようになります。子宮内膜が徐々に厚くなります。

「排卵期」には、卵胞ホルモンの分泌がピークに達し、卵胞から卵子が飛び出します。

「黄体期」は、受精卵が着床する準備の期間です。排卵後の卵胞は黄体となり、黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜は柔らかくなります。
これが生理のメカニズムです。
じゃあ生理痛はなぜ起こるのでしょう?

 

生理前に起こる痛みや不調は、黄体ホルモンが原因です。

黄体ホルモンは、排卵後に急激に増え、生理が始まると急激に減ります。この変化で、自律神経のバランスが崩れて、頭痛やイライラを起こします。生理前の不調を月経前症候群(PMS)と呼びます。

生理直前から生理前半の生理痛の原因は、プロスタグランジンという物質です。子宮を収縮させて、子宮内膜をスムーズに排出させる役割を持つ物質ですが、過剰に分泌されると陣痛のような激しい生理痛の原因になります。

生理後半の痛みは、うっ血が原因です。血液の流れが悪くなって、鈍痛や腰のだるさを感じます。
怖いのは、生理痛には子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症などの病気が原因の場合もあります。これまでとは違う痛みが長く続いたり、酷くなる場合には躊躇せず、早めに婦人科を受診しましょう。.

>>その他の人気記事はこちら