アンチエイジングのシャンプーを選ぶ際に着目するべき成分


アンチエイジング対策のひとつとして、シャンプーの成分を見直すことも大切になります。
頭皮も皮膚の一部です。年齢と共に皮膚組織を結び付けているコラーゲンの生成量は少なくなっていきます。次第に頭皮にもタルミが生じ、髪の毛を生やしている毛根部が不安定になって、抜け毛を引き起こしやすくなります。顔の表情を作り上げている筋肉そのものも、頭皮がたるんでくればおのずと顔にもたるみとなって降りてきてしまいます。また、体全体の血液循環も末端部まで行き渡りにくくなることで、頭頂部への栄養補給も鈍りがちになります。白髪が目立つようになるのも、血液循環による栄養補給が鈍り始めた表れのひとつです。アンチエイジングのために頭皮を引き締め、血行促進を促すには、顔のリフトアップをはじめ、シャンプーをしながらマッサージをおこなうことも効果的です。
アンチエイジング対策用としてのシャンプーの成分としては、毛穴に詰まりやすい老廃物を取り除きながら清潔さを保ち、それでいて刺激の少ないという点で、弱酸性のアミノ酸系のものが安全です。また、ホルモンバランスの変動から、抜け毛が気になるようであれば、育毛成分が配合されているシャンプーを選ぶこともチェックポイントです。有効成分の浸透性の高さを求めるのであれば、ノンシリコン系のシャンプーを選びます。
アンチエイジング対策として、シャンプーに多くの有効成分を求めるのは難しいかもしれませんが、髪の毛と頭皮に悪さをしないで洗浄できることが最低限の条件になります。そして皮脂を奪いすぎないように、シャンプーを行う頻度を調整します。また、頭皮のマッサージを行いながらのシャンプーであれば、決して爪を立てずに優しく押し当てるといった具合にいたわることが大切です。