免疫力を上げるには、体温アップが必須
日本にはないサジーという果物のジュースを飲むと、体温が上がるというデータがあります。
発表:医学博士 川波潔 日本抗加齢学会専門医
■ 体温が1度下がると免疫力が大幅に低下する。
私たちの体は免疫細胞によって病気にならないように維持されています。これら細胞は血液の血流によって体内の隅々まで運ばれます。つまり血液と血流は、免疫システムを担うものになります。血流が悪くなると、必然的に免疫細胞の運搬にも支障をきたし免疫力も低下する要因になります。
■ 体温が低いと脂肪が燃焼しにくくなる。
基礎体温が低いと基礎代謝も低くなり、摂取したカロリーが使われずに脂肪として蓄積されやすくなります。基礎体温が上がってきますと基礎代謝も上がります。
■ 体温が低いと活動力が低下する。
私たちの体温は自律神経で操作されていて、起床時がいちばん低く活動し始めると段々上がっていきます。理想的な体温は、36.4℃前後で体内の酵素が最も効率よく働く温度です。低体温の人の多くは、起床時体温は35℃くらいで、体温が上がるまでなかなか活動できません。
サジーのジュース(黄酸汁)を飲んで、時間ごとに体温を測った結果。
個人差はあるものの最大0.8℃上昇した被験者も確認した。開始時より1時間以上高い体温を維持し、しばらく持続しそうな様子だった。
黄酸汁飲用がヒトの免疫力に有用であることを示唆するものであった。
京医科歯科大学名誉教授 廣川勝昱
免疫力スコアによる、測定7項目をまとめた総合評価
免疫力がもともと低めにあった被験者6名(免疫力グレード「Ⅲ:要観察圏」)について見ると、「黄酸汁」8週間の飲用により、6名中5名に免疫力スコアの上昇が見られた。
測定項目レベルでみた評価:7項目の測定結果について細かく見た評価
T細胞の増加傾向が見られた。
CD8 D28 T細胞という特定のT細胞亜集団の陽性率及び細胞数が「黄酸汁」飲用後で、統計的に有意に上昇した。これは被験者個々の免疫力スコアのレベルに関わらず認められ、T細胞の増殖反応性が亢進したことを示唆する結果であった。
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