免疫力強化の方法

免疫力を強くするためには

外部からの病原体が侵入してきたときに抵抗して戦う力、そして体内でがん細胞が出来たときに死滅させる力、これらが免疫力です。本来身体に備わっている免疫力ですが、加齢や生活習慣によって弱まることがあります。大気汚染や様々な細菌、ウイルス、これらは避けようがなく、丈夫で健康な身体を保つには免疫力強化が必要です。免疫力強化の方法はいくつかあります。

 

精神的なケアと身体のケアの2種類

精神的なケア

ストレスをためないようにするということです。ストレスを過度に感じると自律神経のバランスが崩れ、免疫機能が正常に働かなくなります。そして血流が悪くなることによって身体の隅々までに免疫細胞、つまり白血球が届かなくなり免疫力が下がります。

 

身体のケア

まずは食事からです。栄養不足の状態では身体の機能が正常に働かなくなり免疫力も下がります。栄養を十分に摂取し、質の良い血液を作ることが大切です。

腸内環境を整えることは免疫力強化に一番効果がある

身体の免疫細胞の多くが腸内に存在しています。
腸内では身体に必要な栄養素を吸収し、病原体や不要なものを排せつするという働きがあります。腸内を健康に保つということは免疫力強化にかかせない事項です。腸内の善玉菌を増やす発酵食品や野菜、果物などを積極的に摂取することが大切です

 

薬や抗生剤を多用しない

体温を高くしたり運動をして血流をよくする、質のよい適度な睡眠で自律神経のバランスを整える。という身体の機能を整える基本的な生活習慣が免疫力強化につながるのです。
薬や抗生剤を多用しないことも重要です。発熱するのは病原体と戦っている証拠です。自然の免疫力を鍛えるチャンスを薬で抑えてしまっては免疫機能が鈍っていきます。