自己免疫「自分は敵じゃない!」

遺伝子に組み込まれている防衛機能

人を含む全ての生き物が外気中に含まれている有害な物質である細菌やほこりの中にいても、その有害な物に影響されずに症状のない健康の状態でいられる理由に免疫が関係しています。この免疫というのは遺伝子に組み込まれている防衛機能であり、この遺伝子に組み込まれた防衛機能によってその症状が合致したと判断すると行動を起こします。

 

有害物質を攻撃する免疫

まず有害な物質が体に入ると脳から指令が送られて骨髄から多くの白血球を血液中に分泌して、その有害な物質の情報を認識して攻撃して小さくします。そして小さくした物質を次に情報を得て行動を起こした抗体の中に取り込んで、さらにその抗体の内部で攻撃を加えることで分解して無害の状態にすることで健康を保っているのです。

 

有害でないものは攻撃しない自己免疫

抗体と免疫は、有害な物質を攻撃して排除するだけの攻撃力がありながら体に影響がない理由は、そ撃しないことを組み込まれています。自分の組織を敵だと間違えないように。
生まれつきもしくは何らかの原因によって引き起こされる、現代医学でも治せない病気も存在します。そういった現代医学でも治せない病気になる理由の多くにこの免疫機能が関係していることが多いのです。

 

自己免疫機能を狂わせる環境

自己免疫とは生まれ持っての遺伝子異常や放射能などの後天的に有害な物に触れる環境にさらされると、その遺伝子情報が狂う事で本来自分には攻撃しないはずの抗体が自分の組織に攻撃を加える信号を出してしまう事を自己免疫と呼びます。

 

自己免疫の研究が進んでいます。

しかし現在においてはこの自己免疫の研究が進み、この異常な行動をする免疫を抑える薬や治療の方法が確立されているのでこのまま進めば完治できる物と言えます。