体温を上げる

免疫力のおかげで健康でいられる

細菌、カビ、ウイルスなどの病原体は身近に存在しています。体内にその病原体が入っても抵抗して攻撃する力、すなわち免疫力があれば、感染し病気が発生することはありません。
なかなか風邪をひかない、感染症にかからないという人は免疫力が高く丈夫な身体だと言えます。
外部からの病原体だけでなく、体内ではがん細胞が毎日のように発生しており、それを攻撃してがんにならないよう身体を守っているのも免疫の力なのです。

 

体温を上げると免疫力が上がる

風邪を引いたとき、そしてウイルスや細菌が体内に入ってきたときには発熱します。そうすることによって病原体を攻撃をしているのです。よって発熱したときに無理やり解熱剤で熱を下げることは危険なのです。かえって症状を長引かせたり、悪化させる原因となります。

 

免疫と体温は切っても切れない関係

体温が一度下がると免疫力が30パーセント下がります。普段から体温を上げておくことで病気にかかりにくい丈夫な身体を手に入れることができます。体温が上がると血液の流れがよくなります。免疫をつかさどる血液中の白血球が体内隅々までめぐることによって身体を守ることができるのです。

 

現代人は低体温の人が増えています

一年中冷房や暖房が効いた室内におり、体温調整の働きをする自律神経が狂っていたり、運動不足による筋肉が少なく体温を作り出すことが出来ない状態です。多忙でゆっくり湯船に入る時間がなくシャワーなどで身体を温める機会が少なく身体が冷えていることも原因です。
体温を上げる生活習慣を心がけ、病気にかからない、負けないという免疫力が高い身体になることができます。