免疫力を高めるコツ

免疫力は、食事や睡眠などの普段の生活習慣や食生活に影響される

人間の免疫力は20~30代がピークであり、その後は年を重ねるともに低下していきますが、免疫力には個人差があり、病気ひとつせずに元気なお年寄りもいます。若くてもすぐに風邪を引いたり、疲れやすいなどの体の弱い人もいるので、年齢だけ判断することは難しく、むしろ免疫力は、食事や睡眠などの普段の生活習慣や食生活、自律神経の状態や心理状態に大きく影響されるものです。

 

ウォーキングは一石二鳥

若くても寝不足や暴飲暴食を続けたり、仕事などで日常的に過度のストレスがある環境にいる場合には、免疫力は低下し、体に異常が生じやすくなります。免疫力が低下してしまうことを防ぐために良いとされているウォーキングなどの適度な運動は、体を動かすことで血行が良くなり、リンパ球が活性化すると同時に、楽しんで体を動かすことによって、ストレス解消にも役立ちます。

 

有酸素運動がおすすめ

様々な運動の中でも、免疫アップに効果的な運動として考えられているのは有酸素運動で、この運動は体の隅々まで新鮮な酸素を届けることで免疫細胞が活性化させる働きがあります。とくに適度な有酸素運動はナチュラルキラー細胞という外部から侵入するウイルスや菌などを殺す細胞を活性化させることがわかっています。

 

筋力を上げることも大事

有酸素運動に加えて、軽めの筋肉トレーニングをすることによっても免疫力が向上するので、併せてすることでさらに効果的です。筋肉量が増えることで基礎代謝量がアップして、脂肪が燃焼しやすくなるだけではなく、体温が上がって免疫力も向上します。筋肉トレーニングはきつい運動だというイメージがありますが、軽めのもので十分で、逆に毎日トレーニングすると筋肉が疲れてしまい逆効果になってしまい免疫力が低下してしまいます。