ストレスをためない

ストレスは免疫を下げる

免疫力を高めるためには、ストレスをためないよう気をつける必要があります。軽いストレスは精神を活発化させ体にも心にも良い効果を及ぼしますが、ストレスを感じる期間が長期化したり、重いストレスを感じる場合には免疫力が低下し病気になりやすくなります。

 

ストレスが免疫力を下げるのは自律神経が関係しています

内臓の働きや血圧、発汗など自分では意識できない働きををコントロールしているのが自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経が優位になると心拍数が上がると共に血圧が上がったり、呼吸が速くなります。主に活動する時に優位になる神経です。一方の副交感神経が優位になると呼吸がゆっくりになり、血圧が下がりリラックスした状態になります。

 

ストレスを感じると交感神経が優位に

交感神経が優位に傾くと細菌やウィルスから体を守る働きをしている白血球の中の顆粒球が増加するようになり、やがて増えすぎるて顆粒球が死滅し活性酸素に変わってきます。活性酸素は体の細胞をサビさせ老化させる働きをしており免疫力も低下します。

 

交感神経が優位に働く人は要注意

夜になっても眠れなくなったり眠りの質が悪くなったりします。体の疲れがとれないと共に、不安感が強くなりウツ病になることもあります。

 

ストレスは自律神経の働きを乱し免疫力を下げる大きな要因になります

日頃からストレスをためないように気をつける事が大切です。リラックスする事を心がけると共に物事を深刻にとらえず、笑うようにするのも効果があります。軽い運動をする事や自分なりの楽しみを見つけることも副交感神経を優位にし、ストレスを軽減するのに役立ちます。緊張した時深呼吸をするだけでも副交感神経を優位にする事ができます。またビタミンやミネラルが豊富な食事をするのも効果的です。