免疫とはどんなもの
人間の身体には免疫という機能があるので、そのことで、普段から何気なく「・・・は免疫があるから」というように当たり前のように使われているわけなのです。
しかし、そもそもこの免疫とはどんなものなのでしょうか。
誰でも思いつくものとして、以前に一度「何か」があったために、それが二度目になった場合には、一度目のようにそれによって大きく影響を受けてしまうことがない、というような場合に「・・・は免疫があるから」というように使われている、というものではないのでしょうか。
免疫の定義は?
こ のことは、ワクチンや予防接種というもののことを考えてみれば、より明確なものとなります。すなわち、一度、軽くダメージを与えておくと、それに対する抵 抗力が身体の中に生まれるために、二度目以降になると、今度はそうそうたやすくダメージを受けることはなくなる、といったメカニズムなのです。
これはもちろん、ある特定の種類のものに関してということですから、それとは異なる他の種類のものに対しては、その抵抗力は働かないわけなので、その種類ごとに抵抗力を作るために免疫を作る、といったことになるわけなのです。
疾病に対する抵抗力が体内に作られる
つ まりは、免疫とは、疾病に対する抵抗力が体内に作られるというメカニズムなのであり、またそのための手法でもあるもの、と定義することができるでしょう。 一度、軽くダメージを与えることで、体内にそれに対する抵抗力を作り出す、というワクチンや予防接種の手法は、それを人工的に行っているものです。
免疫力:抵抗力をみんなもっている
もちろん、このような人工的な手法によるものだけではなく、人間の身体には元々、こうした抵抗力を自然に作り出すメカニズムが備わっている、ということなのです。
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