むずむず脚症候群の人が摂るべきもの、摂ってはだめなもの。
急増中のむずむず脚症候群。なぜ増えてるの?
夜寝る頃に、あしがむずむずして眠れない。原因がはっきり断定できない。現代の奇病か?と騒がれているむずむず脚症候群。
夜はひどいんだけど、朝はそれほどでもないので、病院にいくか迷ってしまう方も多いようです。
放っておくと悪化することもありますが、ここでは比較的軽めの
「あれ?なんか、むずむずする・・・」
程度の方を対象に、薬を使わず医者にかからず軽減する方法をご紹介します。
むずむず脚症候群のひとが摂ってはいけないもの
カフェインの摂取を控える
カフェインは刺激物。刺激物は全般的にむずむず脚症候群を悪化させます。
夜寝る前のコーヒー。
眠れなくなる!という人もいれば、コーヒーでリラックスできるという人もいます。
コーヒーをやめなさい!というのではなくて、夜の摂取は控えたほうがいいでしょう。
むずむず脚を感じるのは体温の下がってくる「夜」。寝る前の一杯はカフェインを含まないものがいいかもしれません。なぜならカフェインの影響の持続期間は4時間以上といわれているからです。
紅茶や日本茶にもカフェインはふくまれているから、ホットミルクとかがいいのでしょうけど。
寝る前のお酒はダメ
アルコールをのむと、眠たくなる。
つまり、眠りに入りやすくなるから、むずむずしてるときにはアルコールを口にして寝たいところですが・・・
ところがアルコールが分解されるときに発生するアセトアルデビド。これがやっかいものなのです。
お酒をのんでいい気持ちになって寝て、夜中にハッと目が覚めることがありませんか?
アセトアルデビドは夜中に目をさまさせる要因を作るのです。
そうやって目が覚めると、なかなか眠れず、むずむず脚を感じてしまいます。
お酒はできれば眠りにつく3時間前までにしましょう。
むずむず脚症候群の人が摂るべき栄養素は?
それはズバリ!「鉄分」です。
むずむず脚症候群の原因として「ドーパミンの機能障害」があります。
ドーパミンというのは神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンのもと。
- 快感や多幸感を得る
- 意欲を作ったり感じたりする
- 運動調節に関連する
などの役割がある脳内ホルモンのひとつです。
ドーパミンの不足によって起こりやすくなる病気にはパーキンソン病などがあります。
このドーパミンが少なくて、神経伝達がうまく行かないことから、脚がむずむずするような感覚がうまれてしまうといわれています。
キチンと神経伝達が行われていれば、このむずむず感は感じなくてすむのです。
ドーパミンを作るには鉄分が必要
鉄分不足。ほとんどの女性がそうだといえます。
もともと吸収しづらい栄養素でもあり
生理で血液をうしなう女性は慢性的に鉄分がたりません。
鉄分不足でおこる症状には「鉄分不足」がありますが
このむずむず脚症候群も鉄分不足が一因です。
むずむず脚の症状が重い場合は、病院から処方される鉄剤を使うようにしましょう。
ただ鉄剤は便秘や吐き気などの副作用もあるので、なるべくそうならないように日頃から鉄分補給を心がけましょう。
鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がUPします。
かんきつ類や緑黄色野菜はビタミンCを豊富に含んでますので、これらを食生活にしっかり取り入れるようにしましょう。
鉄分とビタミンCがたっぷりはいった天然果汁が「鉄分不足」にいいといわれています。
この果汁。むずむず脚症候群にも効果的!
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