授乳時には、薬が飲めない?


母乳を赤ちゃんに与えている時でも、風邪を引いたり、鉄分不足気味になったりなどで薬を服用しないといけないことがあります。
母乳を通して、ほとんどの薬が赤ちゃんに成分が移行すると言 われているので、とても気になりますよね。大半は、母乳中に成分が移行しても、その量は非常に少ないと言われていますので、薬を飲んだから母乳あげられないと母乳育児を中止することはありません。

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ただ、以下の薬は少し心配ですので母乳をあげることを中止したほうがいいかもしれません。

  • 高血圧や狭心症に使用されるアセプトロール
  • 偏頭痛に使用されるカフェルゴット
  • 表面麻酔に使用される塩酸コカイン
  • 躁病に使用される炭酸リチウムなど

いずれも低体温やチアノーゼ、けいれん、嘔吐など赤ちゃんへの影響があります。

 

慢性病などにより長期間にわたって服用する場合

1回の量はわずかでも、長期になるとミルクに切り替える必要が出る場合もあります。赤ちゃんの肝臓はまだ未熟なため負荷が大きくなるからです。飲む期間や成分によっても母乳を飲ませてもよいかが異なるため、事前に医師と十分に相談することが大切です。
かぜなどの場合には、婦人科などでも薬をもらうことができることもあり、赤ちゃんも風邪を一緒に引いた時には、小児科で一緒に処方してもらえることもあります。

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少しでも薬の影響を抑えたい場合

服用の30分から1時間程度が血中濃度のピークとなり、母乳の薬物濃度も高くなるため、その時間を避けるように授乳することです。他にも、体質などによっても影響の度合いは違うため、医療機関で処方してもらう時には、授乳中であることを伝えることです。心配だからと自己判断で飲むのをやめると症状が悪化する場合もあるため、指示通りに飲むことが大切です。

★★《母乳にいいものはコレ》

★★《母乳に悪いもの一覧》

 

薬を飲んだから母乳を諦める必要はありません 母乳を赤ちゃんに与えている時でも、なんらかの事情により薬を服用することはあります。母乳を通して、ほとんどの薬が赤ちゃんに成分が移行すると言われていますが、大半は、母乳中に成分が … 続きを読む 授乳時に中止したほうが良い薬は

情報源: 授乳時に中止したほうが良い薬は – 母乳たっぷりママ