紫外線は「本当にある恐い話」
シミができるまでを解説
- 紫外線は色素細胞の『メラノサイト』を刺激します
- メラノサイトにあるチロシンがメラニンへと変化します
- メラニンは肌の表側へずんずん送られます
- 目に見える部分に黒ずみが出てきます
肌のターンオーバーが正常に行われている(つまり、若いって事ね)と、そのメラニンも代謝されて、秋の訪れとともにまた肌は白くなります。(ご近所の小学生を見たらわかりますね)ところがわたしたち【大人の女性】はそうも行きません。
肌に長い時間とどまって、ふかいシミになるんです。
紫外線の悪事、その2:しわ、たるみをつくる
肌の奥にある真皮という部分にコラーゲン繊維やエラスチンが網目状に張りめぐらされて、肌の弾力をたもっています。これがプルンプルンの肌の状態。
ところが紫外線を浴びると、活性酸素というものが発生してコラーゲンを分解してしまいます。エラスチンもカチカチに固まって弾力を失います。ぼろぼろになった皮膚の表面をすり抜けて、活性酸素は細胞内のDNAまで壊します。
ひび割れた大地に、さらに根を枯らす薬までまくようなものです。
硬くなった皮膚は、重力に簡単に負けて、シワやたるみをつくってしまうのです。
紫外線の悪事、その3:キメを悪化させニキビを作る
紫外線を浴びて刺激されたメラノサイトはおおきくなって、周りの皮膚細胞にドンドンメラニンを渡していきます。つまり水の中に落とした一適の墨のように、メラニンの黒ずみはあっというまにひろがっていくのです。
これが、全体がなんとなく沈んだ色になる「くすみ」の原因。
しかも紫外線は表皮の角質を壊し、コラーゲンをゴワゴワにし、糖化させます。クレームブリュレのバーナーで焼いたところみたいに!
皮脂にある脂分を酸化させて毛穴をつめてしまい、ニキビができるのも紫外線のせいです。
とになく、紫外線を防がなければ、夏のキレイカワイイは手に入らない!