知ってるようで知らない《ヘモグロビン値》のこと


girls-602168_1280

鉄欠乏性鉄分不足は血液にある赤血球が減少することで起きます。

赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素を身体全体へ送る働きをしています。そして細胞内で排出された二酸化炭素はヘモグロビンによって肺まで運び排出します。
このようにヘモグロビンは鉄と結びつき酸素の運搬作業を絶えず行っているのです。

 

血の色はヘモグロビンのいろ

赤血球独特の赤はヘモグロビン独特の色素であることから「血色素」とも呼ばれています。

ヘモグロビンが減少すると身体のすみずみまで酸素を送り届けることができず酸素の運搬作業が行えないため身体中が酸素不足になってしまいます。身体は酸素なしでは生命維持活動ができないのです。

鉄分不足はこのようにヘモグロビンが減少することで酸体の酸素不足によって起こります。またヘモグロビンは鉄と結びついているため鉄分が不足することで起 きるのが鉄欠乏性鉄分不足です。

 

鉄分不足の人の約9割は鉄欠乏性鉄分不足。

「ヘモグロビンが減少しているのか」は血液検査で知ることがで きます。検査したときに血中のヘモグロビン数値が基準値よりも下回っている場合は原因となる状態や病気を検討することができます。ヘモグロビン数値の一般 的な正常値は成人男性で13から16、女性の場合12から15です。基準値を下回ると鉄分不足となり基準値以上であると脱水症状や赤血球増加症や真性多血症な どがあげられます。

ヘモグロビン数値が基準値以下であると分かった場合、鉄分を補ってあげることが大切です。またヘモグロビンを合成するための成分を多く 含む食べ物を積極的に取ることも大切です。

ヘモグロビンを合成する成分はミネラルやタンパク質があります。これらを補うことでヘモグロビンをつくりだすこ とができるのです。

 

続きはこちら: 鉄分不足とは?知ってるようで知らない事実 – 鉄分不足対策3つのルール